>もし、アメリカが孤立主義に走って諸外国を一切顧なくなったら、アメリカの経済的・政治的パワーを前提に成立している国際秩序は、間違いなく崩壊に瀕するでしょうし、必然的に各国の国内秩序にも影響します。そうなった時、いったい誰が収拾をつけられるというのでしょうか。私は、反米が悪いことだと言いたいのではありません。アメリカだとか軍産複合体だとか、何かを悪者にして済ましていられるほど、世の中は単純ではないことを知ってもらいたいと思ってこれを書いています。お説はごもっともだと思うのですが、しかしそれでは結論として平和の達成は不可能に過ぎないと言う悲観論で終わってしまいます。軍産複合体の解体はやるべきでしょう。軍産複合体のおかげで平和がある、などという考え方は、とっくの昔に破綻しております。現実に軍産複合体のおかげで戦争が起きているわけですから、、。
私が何度もここで主張していることは「武装社会秩序よりも非武装社会秩序のほうがはるかに安全であることは火を見るより明らかだ」と言うことです。できないのではなくやらないだけなのです。経済論的にも軍事コストを社会福祉コストに転換してなぜ経済が破綻するのでしょうか?磯人さんの主張は単なるニヒリズムに過ぎないと思います。
しかも。現在の国際秩序の破綻は明らかにブッシュに責任があります。このブッシュ路線に追従していくことは決して平和の達成には繋がりません。ブッシュはいみじくも口を滑らせたように、自分を十字軍である、と考えているのです。十字軍が平和の為に何をもたらしたのでしょうか?
悲観論に陥る前にやるべきことはまだまだたくさんあります。それさえもやらずして、平和努力をする勢力を攻撃することはひねた根性だと思います。
>私は「軍産複合体のおかげで平和がある」などと言いたいのではありません。ただ、暴力や軍事衝突を完全に根絶することは、無理だとは思っていますが… だから、これらをコントロールすることのできる世界的ルール、世界政府(世界警察も含む)が必要だと思います。そして、これらは事実上の覇権国を抜きにしては成り立ち得ないと考えるのです。これはある意味結論の出せない、人類がこれから体験していかなくてはならないものかもしれませんが、私はこうした世界秩序のあり方は考え方は既に破綻していると考えています。もちろん国際法秩序は完成させねばならないものであり、法秩序なくして人間社会は成立はしません、しかしその法の支配力の根拠を権力や暴力に求めるのではなく知性に求めなくてはならないのではないでしょうか?
こうした世界政府の樹立による秩序の構築はそのまま帝国主義の目指すものであると思います。フランス革命以降国民国家成立以来それを人類は推し進めてきました、ナポレオンに始まり第三帝国、八紘一宇、パックスアメリカーナ、そしてオーム真理教(^^;
すべて同一の論理の元に推し進められたものですが、その結果は破壊・殺戮・独裁・ファシズムしかもたらしませんでした。
世界政府の樹立とは巨大な権力の構築に他なりません。強大な権力があれば誰かがそれをコントロールしようとします。だれがコントロールするのか?これが戦争の原因なのではないでしょうか?
私は世界の平和主義はここからの逸脱を目指すべきだと思います。巨大な権力の支配の下に秩序をを保つのではなく、互いが互いの違いを認め合い、その上で共存していこうとする現代平和主義にこそ私は希望があり賛同してます。
国家とは民衆の福祉の為にあるものであります、ですから国家が戦争をする必要性必然性・などどこにもないのです。そこにあるのは「国家の権力を利用していかに独善を達成させようかとする卑屈な一部の人間の意志」にしか過ぎないのです。ですから国家からこうした武力を排斥してしまうことこそ一番の平和への近道だと考えてます。
そのためにやるべきことは、国境のあり方考え方の転換でしょう。人・物・金の自由な流通は最終的に達成せねばならないものです。またそのことにより人種・民族・文化へ対する偏見も克服できると考えています。
*コメントは思考錯誤まで