常磐津さんの問いに答えるいい言葉があったので紹介します。
2004年4月16日の地方紙に載っていた話です。(共同通信発ですから いろんな紙面にあると思われます)。 イラクで人質になった今居紀明さんが永井浩・神田外語大教授に語ったことです。 彼が自分の行動の支えとして次のガンジーの言葉を挙げたそうです。
「君がすることはほとんど無意味だが、それでもしなくてはならない。 なぜなら、それは世界を変えるためではなく、世界によって自分が 変えられないようにするためだからだ」
この言葉は私が
>この世の中に歴史修正主義という悪があるのは知っている、だけど、それとの戦い >なんかどうでもいいことじゃないか、と思っていたのですが、勉強して行くと、 >「どうでもいいじゃないか」という考え方自体が歴史修正主義が拡大していくため >の絶好の肥料なんですね。自分がまず勉強して、そういう考えから脱却できること >それ自体が歴史修正主義との戦いなんですね。
と書いたときの気持ちをしっかり代弁してくれている。 さすが、偉人だ。(ガンジーは偉人伝の常連だ)。言葉の格調が高い。
歴史修正主義者と討論しても彼らが考えを変えることはない、ほとんどない。 しかし、彼らと闘うことで新たな自分が生まれる。きっと、呼応する人たち が立ち上がる。
ガンジーが糸車を回し、非暴力を説いて回ってもイギリスは変わらなかった。 しかし、ガンジーがイギリスによって変えられない人間となるに及んで 無数の糸車が回転し始めた。そしてインドは独立を勝ち取った。
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