【 しーほぁん ちょんくお 】さんへ
>ゆうさんは >・アベンドは実際に中国兵が捕獲されたかどうかの質問はしていない >・彼自身の判断として「中国兵に大量の武器隠匿は明白である」と述べている >この2点は認めますね。もし彼が日本軍の発表を信用していないのであれば、この >ような事は書かないはずです。 >アベンドが気にしていたのは「米国大使館が関与していたかどうか」という事です。
まず、最初のてんですがが、その事実があったかどうかは資料から判断することはできません。 次の点ですが、「これらの平服の中国軍将校及び副官は、明らかに多くの場合大量の軍需物資を隠匿していた」という文章を指して言っているようですが、同じ大量の武器隠匿の指摘が、「チャイナ・プレス」にも載っていることから、この部分は日本軍の報告を記しているだけだと考えるのが妥当でしょう。
>そしてあなた自身も「摘発そのものは事実でしょう」とおっしゃっておられた。摘 >発したという事は大使館内の捜索が実際に行われたという事です(当たり前ですね)。 >つまり「中に中国兵がいると思ったから」という事をあなた自身が認めているわけです。 >にもかかわらずその根拠を聞かれるのでとても不思議に思っていました。あなたが問 >題にしているのは摘発の際、略奪が行われたかどうか、という事ですよね。 >「略奪の可能性を示す資料がみつかった」たとえそれが事実であったと仮定しても、 >実際に摘発が行われている以上、残敗兵捜索の目的で大使館に立ち入ったという事実 >に対しては何ら影響を与えるものではありません。 >オプションの存在の可能性によってベースの存在が否定されうるというわけではないん >ですよ
これもまた無茶苦茶です。
まず、問題となっていた日本兵の大使館侵入事件とは、明らかに12月23日の事件を指しています。そのことを外交問題としたことを受けて、日本軍はその対抗処置として、中国軍兵士が大使館に逃げ込んでいたという内容の憲兵報告を出した、ということです。
しかし、12月23日の事件が略奪等の不法行為を目的としたものであることは、飯沼少将も認めていますし、「陸支蜜電753号 日本兵の南京米国大使館侵入に関する陸軍次官電報」(『南京戦史資料集1』P458)にも「適宣の処置」をとるように指示が出ています。
あなたがベースだと言っている「残敗兵捜索の目的で大使館に立ち入ったという事実」というのは、「憲兵報告」の後に行われたものです(1月4・5日)。しかし、本来のベースとなるべき大使館侵入とは、あくまでも12月23日に行われた略奪等不法目的の侵入のことであり、この事件が外交問題になったからこそ、1月24日の会見となったわけです。
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