モバイルルーターの速度が遅い気がする…

モバイルルーターの通信速度が遅い

モバイルルーターのよくある質問に分かりやすくお答えします!

今回の質問は「モバイルルーターの通信速度が遅い気がする」です。

モバイルルーターの通信速度とは?

WiMAXにしろ、Y!mobileにしろ、モバイルルーターの通信速度が速いことをウリ文句にしていますよね。

例えば、WiMAX2+であれば、最高速度220Mbps!
Y!mobileであれば、最高速度165Mbps!
と大々的に紹介しています。

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ちなみに、220Mbpsとはどのくらいの速さかご存知でしょうか?
bpsとは、bit per secondの略です。1秒間に何ビットの通信ができるかを表します。
220Mbpsは、1秒間に220M(メガ)ビットの通信ができることを意味します。

でも、ビットとは少し馴染みの薄い単位ですよね。データの単位はByte(バイト)の方がよく使われていますよね。
バイトとビットの間には、1バイトは8ビットという関係があります。

なので、WiMAX2+ の最高速度220Mbpsは1秒間に220M(メガ)ビットの通信ができるので、
バイトに直すと、27.5M(メガ)バイトの通信が1秒間にできると言えます。

バイトとビットの関係ですが、どちらも英語に直した時の頭文字がBですよね。
慣用的に、大文字でBと書かれていればバイト、小文字でbと書かれていればビットを表します。

つまり、WiMAX2+ の最高速度は220Mbps=27.5MBpsとも言えます。
ワイモバイルは、165Mbpsですから、約20MBpsですね。

モバイルルーターの最高速度は実在しない?

1秒間に20Mバイト以上も通信ができると言われるモバイルルーターですが、自宅で利用してみると通信速度はもっと遅いことに気づくはずです。

私も実際にWiMAX2+のポケットWiFiを使ってみましたが、だいたい40Mbps程度の速度しか出ませんでした
最高速度220Mbpsを謳っていますが、それの20%にも満たない速度ですね。

モバイルルーターで最高速度が出ないのには大きく2つの理由があります。

モバイルルーターの最高速度は理論値

プロバイダーのホームページにも記載されていますが、”表記の通信速度はシステム上の最大速度となります。通信速度は、通信環境やネットワークの混雑状況などに応じて変化します。“という表記がされています。

システム上の最大速度とは曖昧な表現ですが、実際には最大速度は出ないと考えた方がいいでしょう。

キャリアアグリゲーションに対応していない地域

2014年頃は、モバイルルーターの最高速度は100Mbps程度でした。
しかし、キャリアアグリゲーションという通信の新技術のおかげで最高速度が220Mbpsにまで改善されました。

キャリアアグリゲーションとは、簡単に言えば電波を複数使って通信を早くする技術です。

しかし、比較的新しい技術ということがあり、まだキャリアアグリゲーションに対応している地域も多くはありません。
人口の多い都市部の一部で利用できるといった状況です。

もちろん、キャリアアグリゲーションに対応していないエリアではキャリアアグリゲーションを使った通信ができませんので、最高速度の220Mbpsも実現はできません

キャリアアグリゲーションの対応エリアは随時拡大しているそうなので、今後には期待できます。

モバイルルーターは使わない方がいいってこと?

モバイルルーターが宣伝されているような最高速度がでないからといって、モバイルルーターが使い物にならないわけではありません。

私の自宅ではだいたい40Mbps程度の速度で通信できます。

40Mbpsも出ていれば十分な通信速度です。動画の視聴でイライラしたことはありません。

屋外であれば、遮蔽物もありませんので、もっと速いですよ。以前屋外で測定した時は60Mbps前後でした。

60Mbpsもでれば、ストレス無くインターネットを利用できますよ。

ただし、モバイルルーターの最高速度は比較の際にはあてにしないほうがいいでしょう。

モバイルルーターを比較しているときに、最高速度というのは注目しやすいので、各社高速に通信できるということを宣伝しているのでしょうが、過度の期待はしないほうがいいでしょう。

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